カフェあの世この世

「カフェあの世この世」は、死生にまつわる様々なテーマについて語り合う対話の場です。本サイトでは「カフェあの世この世」のご案内や活動報告等をお届けして参ります。

【ご感想】「カフェあの世この世」in May, 2018

皆さま、ごきげんよう

「カフェあの世この世」世話人の1人、千草です。

 

「カフェあの世この世」は、死にまつわる様々なテーマについて語り合う対話の場です。

初めての方は、↓コチラの記事をご一読いただければ幸いです。 

anoyokonoyo.hatenablog.jp

 

現在7/28(土)14:00-に開催予定の「カフェあの世この世」in July, 2018のご案内をさせていただいております。

ご参加を希望される場合には、↓コチラの記事にあるお申込みフォームよりお申し込みください。

7/17追記:お蔭様をもちまして定員に達しましたので、お申し込みを締め切らせていただきました。また次回以降のご参加をお待ちしております。

次回は9月中旬~下旬頃の開催を予定しております。

なお、開催のご案内とお申し込みは8月中旬~下旬頃に本サイトにアップできる見込みです。

次回以降のご参加をお待ち申し上げております。

anoyokonoyo.hatenablog.jp

 

「カフェあの世この世」は、これまで(2018年7月現在まで)に2回開催されました。

慣れない、つたない運営の中でご参加いただきました皆さまには厚く御礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

ここで5月に開催されました第2回目のご参加者より頂戴したご感想の一部をシェアさせていただきます

ご感想、ご意見をお寄せいただきましたご参加者の皆さま、誠にありがとうございました。

頂戴しました貴重なご意見は、今後に活かして参ります。

 

ちなみに「カフェあの世この世」では、世話人が当日に対話するテーマ候補を予め2つ用意します。そして当日にご参加者によるテーマ決めの対話でどちらにするかを決めます。

この時点から対話は始まっています。

このテーマ決めの対話もとても興味深く面白いです。

 

第2回目のテーマは、「弔いとは何か?」でした。(ちなみに選択されなかったテーマは、「他人の命/自分の命を左右できるのか」でした。)

当日は、弔いにまつわる供養のこと、ご先祖様や故人や家族との関係のこと、昨今のお墓事情など、多種多様な話題に及び、とても面白い対話になったものと考えております。

 

以下、ご参加者よりお寄せいただきましたご感想です。

「今まで自分の身に起こること、として考えたことがないことについて話を聞けたり、想いを馳せることができていい経験になりました。」

 

「非常に居心地の良い場所で、ワクワクしながら開始を待つことができました。 私にとっては、発想が豊かになるような場所であったと感じています。

 

「初参加でしたが、あっという間の、とても楽しい時間でした。 もっといろんな人がこういった体験をして 欲しいと思います。」

 

「対話の大切さを実感しました。言葉にせずとも考えていることを自ら気づくこともあり、またさまざまな考えを聞き、またその考えの理由なども聞くことによって知見が広がり、考え方が多角的になると思いました。単純に楽しいとも感じました。」

 

「人生のさまざまな過程を通過されている方が参加されて、 それぞれの想いを共有することで豊かな対話になった気がしました。
あたりまえのことを、率直に語れる場でした。 重いテーマなのに、自分にとってなぜか大切なこと、 なぜか心がつつまれるような感覚になりました。」

 

「内容については、とても興味深く、答えを出すわけではないけれど、課題だけでも終わらない。 何かしら自分の中に「これかな」というようなものが見えたのが、とても面白かったと思います。

今回できなかったもう一つのテーマは、ぜひ取り上げていただきたいテーマですが、 どうも2時間半では終わらないように感じました。」

 

「死に際して、自分がお世話になる方々から、 自分の死はどんな風にみえるのだろう。 患者さんを看取る看護師さん、介護士さん、 葬儀社の方、ご住職。 サラリーマンの自分にとってはほんとうに向き合うのは一生に数回。 でもそのときお世話になる方々は、ずっとたくさんの方の死に 携わっておられる。
死は、ひとりひとりのものだけれど、そのひとりは社会の中のひとり、
家族のなかのひとり、コミュニティの中のひとりでもあり…
そんなこんなで、周りの方のお話しをぜひきいてみたいです。たくさんの方で対話していますので、 発言できなかったこと、 まだ形になっていなかった想いなどもあるかと思います。
また、他の方のご発言をそれぞれの方がどう感じたのか、 そうしたことも拝見できる場があるとうれしいです。
対話を重ねていく、会(グループ)として共有財産が深まってゆく、 そんなイメージです。 」

 

「とても有意義だったと思う。いろいろな人の意見が聞けました。
どなたも意見を否定せず、耳を傾ける姿勢はとても居心地がよいと感じました。」 

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いただきましたご感想は、どれも有難いものですし、ご参加者それぞれが様々なことを感じ、考えてくださったであろうことが拝察されます。

有意義で楽しかったというご感想は勿論のこと、他者の多様な意見や考え方に耳を傾けたり、誰にも否定されずに自分の話を聴いてもらったり、 対話の大切さを感じていただいたりと、死にまつわる様々なテーマについて、対話を通じて人と人とが交わり、語り合うことの意味を感じていただけたのであれば、世話人会としても幸いです。

 

そして、こうして一見重いと思われがちで、忌避されてしまうような死にまつわる様々なテーマについて、私たち市民主体であれこれ自由に語り合うという対話を続けていくことは、やはり大切なことなのであろうと強く感じた次第です。

 

くわえて「対話を重ねていく、会(グループ)として共有財産が深まってゆく」というご感想にある通り、今後も本会で死にまつわる様々なテーマについての対話を続けていくことで、市民としての私たちがわたくしごととして、死生についての共有財産を深めていくことを大切にして参りたいと思いました。

 

今後も引き続きのご愛顧をどうぞ宜しくお願い致します。

あなたのご参加を心よりお待ち申し上げております。

 

重ねてこれまでのご参加者の皆さまのご厚意に御礼申し上げます。

ありがとうございます。

 

千草