カフェあの世この世

「カフェあの世この世」は、死生にまつわる様々なテーマについて語り合う対話の場です。本サイトでは「カフェあの世この世」のご案内や活動報告等をお届けして参ります。

【はじめての方へ】「カフェあの世この世」は死にまつわる様々なテーマについて語り合う対話の場です

皆さま、はじめまして。

「カフェあの世この世」世話人の1人、千草と申します。

今後本サイトでは「カフェあの世この世」の開催案内や、活動報告などをお届けして参ります。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

まずはじめに、 「カフェあの世この世」のご説明をさせていただきます。

「カフェあの世この世」は、死にまつわる様々なテーマについて語り合う対話の場です。(カフェあの世この世 趣旨書より)

とある研究会の有志4名が世話人となって、市民の市民による市民のための死生の対話の場と機会を設けたいと考えて2018年3月に東京で「カフェあの世この世」をスタートさせました。

 

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第1回目のグラフィックファシリテート(板書の一種)  

 

thousandgrass.hatenablog.com

※「カフェあの世この世」についての記事を本サイトに独立させました。

 

 

趣旨書の全文は以下の通りです。どうぞご一読ください。

「カフェあの世この世」へ、ようこそ!


「カフェあの世この世」は、死にまつわる様々なテーマについて語り合う対話の場です。
たとえば大切な人と死別した経験、たとえば死にたくなるほど辛い思いをした経験、たとえば命に関わるような病気と闘っている経験……。そんな経験の有無は問いません。
むしろ、経験のある人とない人とが語り合う中から生まれる「何か」を得たい、と思う人が集う場です。

ひょっとしたら、あなたは自分の経験を語ることで誰かの役に立てば…と思ってくださっているかもしれません。
その温かいお気持ちには深く感謝します。でも、この場ではそのお気持ちは不要です。
ひょっとしたら、あなたは貴重な体験を聞くことで自分の学びにしたい…と考えているかもしれません。
その謙虚な姿勢には心から敬意を表します。でも、この場ではその姿勢は不要です。

 

「カフェあの世この世」が何より大切にするのは、【対話】です。

・ 年齢、性別、職業、経験の有無などに左右されない<対等な立場>で、
・ <聴く>と<話す>を同じように大切にし、
・ 考えや思いがすれ違っても、<対話から生まれる何か>を得たいとする

 

「私は何も知らない」。
だから、どんな考えや経験も、まずは用心深く聞いてみよう。
そして、浮かんできた思いや考えを、自分の言葉で話してみよう。

対話とは、その連続です。
そして、それを続けているうちに、「何か」が生まれる。

私たちと、そんな時間を共有しませんか?
「カフェあの世この世」は、死にまつわる様々なテーマを語り合うことで、<生きる>を深く考えていこうという場でもあります。

 

「カフェあの世この世」世話人

 

*カフェあの世この世は、死生学をベースにした対話の会であり、グリーフ(=死別後悲嘆)をケアする会ではありません。

 

日本では死にまつわる様々なテーマについて市民が自由に語り合い全員で対話をする、という機会はこれまでなかなか少なかったのが現状だといえるでしょう。

現代の日本では、死が私たちから遠ざけられ、忌避される傾向にあります。

必ず私たち全員に関わることなのに、なぜこれまで死についての対話を市民がごく普通にしてこなかったのでしょうか。

死にまつわる様々なテーマについて語り合うことはタブーなのでしょうか?

 

thousandgrass.hatenablog.com

 

 

 「カフェあの世この世」はこれまでに(2018年7月現在)既に2回開催され、ご参加者全員による非常に興味深く面白い死生についての対話が行われました。

 

(↓終了しています↓)

thousandgrass.hatenablog.com

 

死にまつわる様々なテーマの多くに正解はありません。

つまり、単に正解探しや良し悪しの議論ではなく、自分の考えを自身のことばで話したり、他者の話を聴いたり、異なる意見や考えにも耳を傾けて、「対話」し続けていくことを一番の目的としています。

 

 

そして、「カフェあの世この世」は、趣旨書にもある通り、死にまつわる様々なテーマを語り合うことで、<生きる>を深く考えていこうという場でもあります。 

 

私たちが生きていく上で、実は死生にまつわる様々なテーマというのは常に身近にあります。

死生にまつわる様々なテーマとは、人生の最終段階における事柄だけではありません。

したがいまして、今後も「カフェあの世この世」では、生命の誕生以前から死の瞬間の後までの幅広い多種多様な死にまつわる様々なテーマを取り上げていく予定です。

 

参加の条件は趣意書にもある通り、年齢、性別、職業、ご経験など何も問いません。

また、当日の対話の際には、名前や職業、体験など明かしたくなければ明かす必要もありません。

もしご本人によって個人情報が明かされたとしても、その場限りとし、外には持ち出さないことをお約束いただき、お互いにプライバシーを尊重します。 

 

つまり、参加したいと思った市民の誰でもが安心して死にまつわる様々なテーマについての対話に参加できるような場と機会を作って参ります。

 

ただし、死別経験などによるグリーフケアの場ではございません。また、個人的なご相談や専門的なご相談の場ではございませんので、予めご理解ご了承いただきますようお願い申し上げます。

 

加えまして、この場を、医療や介護、葬儀・供養、相続、墓地、生命保険等の営業活動、ならびに宗教勧誘や布教に利用することは固くお断りいたします。

逆に、ご参加者におかれましては、以上のような営業や勧誘等は一切ございませんので、どうぞご安心ください。

万が一散見された場合には、速やかに世話人までお知らせくださいますようお願い致します。

 

本サイトでは、今後の開催予定や開催報告など、「カフェあの世この世」についての情報をお届けして参ります。

今後ともご愛顧のほどを、どうぞ宜しくお願い致します。

 

ありがとうございます。

千草